アプリに広告を入れてみようと思ったところCocoaPodsのインストールが必要そうだったので私が試した手順を書いていきたいと思います。
CocoaPodsとは
iOSアプリ開発で使用するライブラリの管理をしてくれるツールです。
CocoaPodsのインストール
Ruby言語のgemをアップデートし、最新の状態に更新します。
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sudo gem update --system |
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sudo gem install cocoapods |
上記を実行すると、下記のようなエラーが出てしまいインストールに失敗してしまいました。。。
「ERROR:Error installing cocoapods..」

現在のgemやrubyのパスの状況をまず確認していきます。
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% which gem /usr/bin/gem % which ruby /usr/bin/ruby |
rbenvとは、Rubyのバージョンを簡単に切り替えてくれるツールです。
rbenvのインストールをしていきます。
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% brew update % brew install rbenv ruby-build |
rbenvで管理されているrubyのバージョンを確認します。
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% rbenv versions |

インストールするrubyのバージョンを確認します。
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% rbenv install -l |

バージョンの中からインストールしたいバージョンを選択しインストールを行う。
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% rbenv install 3.3.6 |
インストール完了後に再度バージョンを確認すると、インストールした3.3.6が追加されていることがわかります。
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% rbenv versions |

インストールしたrubyをglobalで利用できるように変更します。
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% rbenv global 3.3.6 |
再度バージョンを確認すると、3.3.6に変更されていることがわかります。
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% rbenv versions |

rbenvにパスを通すためにターミナルを開きます。
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% nano ~/.zshrc |
開いたファイルの一番下に下記を追加します。
% [[ -d ~/.rbenv ]] && \ export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \ eval “$(rbenv init -)”
追加後に下記を実行します。
Ctrl + O(保存)
Enter(確認)
Ctrl + X(終了)
設定の反映を行います。
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% source ~/.zshrc |
再度インストールを行います。
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% sudo gem install cocoapods |
無事インストールすることができました!
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% pod setup |
作成したプロジェクトへ移動します。
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% cd Users/projects/iOS/Test(作成したプロジェクトの場所) |
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% pod init |
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% pod install |
インストール完了後にXcodeを開きます。
画面左側に「Pods」が追加されたことが確認できます!
